持株会設立支援
従業員持株制度は、従業員が会社の株式の取得に際して、会社が方針として特別に便宜を与え、奨励する制度です。
そのための機関として組織されたものが、「従業員持株会」です。
非上場会社にとって、持株制度導入のメリットには次のようなものがあります。
会社側メリット
① 従業員福利厚生
② 経営参加意識の向上
③ 株式の社外流出の防止
④ 大株主の相続税対策
⑤ 安定株主作り
従業員側メリット
① 財産形成



非上場会社にとって、大株主が経営権を行使するためには、持株割合は、発行済株式総数の3分の2以上が必要です。
しかしながら、持株割合が多いと事業承継の際に相続の問題が大きくなります。
相続税の問題もありますし、相続によって株式が分散する場合があります。
そこで、従業員持株会制度の導入が力を発揮します。大株主の所有株式を減少させ、かつ支配権にも備えることができます。

当事務所では、非上場会社の「従業員持株会」の設立支援を行います。