『5つの評価項目による格付』 |
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経営事項審査は、公共工事へ参加する企業の格付けを行うためのもので、A〜Dの4ランクに格付し、それによって受注できる工事の金額が分けられます。経営事項審査は、完成工事高、自己資本・職員数、経営状況、技術力、社会性等の5つの評価項目によって点数がつけられます。それぞれの評価項目にはウエイト付が行われ点数が決まります。
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『完成工事高のウエイトが 一番高い』 |
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下の表を見てわかるように、ウエイト付は完成工事高が一番高くなっています。次にウエイトが高いのは、経営状況、技術力です。従って、評点を高くするには、完成工事高を上げる、1級の技術者をおく、財務比率をよくすること等が考えられます。
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『資産、負債の圧縮』 |
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財務比率をよくするためには利益を上げることは勿論ですが、基本的には現預金以外の資産、例えば売掛金、在庫、固定資産を減らし、そして有利子負債も減らすと各種の財務比率もよくなってきます。いわゆるキャッシュフロー(資金の流れ)をよくすることが評点アップのポイントです。
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