日本では10年以上不況が続いていると言われ、徐々に悪化している感さえあります。従来の経験からは、いずれ景気は回復するものと誰もが思っていますが、ここに不況の原因について新しい説があります。それは「人口減少説」です。日本の労働人口は約10年位前にピークに達し、減少に転じていると言うのです。
そうすると国内のあらゆる分野の市場が拡大せず縮小均衡に陥り、マイナス成長になるというものです。人口が減少していく社会では不況の期間が好況の期間よりも長いと言われています。すなわち、いわゆる「右肩下がり」の経済状況になる可能性があります。
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