建設業は、かつては民間工事は豊富に有り、また公共工事に守られていたこともあって企業数も多く、市場も大きかったわけですが、現在では民間工事は減少し、公共工事も財政の影響であまり期待出来ない状況です。その中で競争力をもって営業していくためには、やはりコストダウンして価格競争力をつけるか、機能を強化するしかありません。
コストダウンを考えるときは、工事原価のみでなくその他の間接部門も対象になります。建設業ではいわゆる粗利益率というのは大きくないので、工事原価の数パーセントをコストダウンできるとそれだけで粗利益率の改善は大きなものになります。
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